【妄想スロット小説】時を止めたスロッター その2
以下は、あくまでも、架空の小説です。
時を止めたスロッター その1 からの続き
この方法で、その男は、2年間で、1億円ほど稼いだのであった。
そんなある日、一大チェーン店で、店長会議が、行われていた。
「うちのチェーンで、もう今年に入って、5000万円も抜かれている」
「怪しい男はいるのだか、何度、ビデオモニターを再生してみても、なにもやっていない」
「どうしたら、いいのだろう」と店長会の議長の男は言った。
「私に考えがあります。本当は、言いたくなかったのですが、実は、私は念写ができます。それでは、ビデオモニターの前で、念写をさせていただきます」
そういうと、その店長は、ビデオモニターの前で、ビデオ再生中に「タアー」といって、画面を静止させた。
すると、画面に、台を開けてコインを盗んでいる男が、10秒ほど写った。
その場に、いた店長は、全員、ビックリした。
そして、念写していた店長が、こうつぶやいた。「ふー、やはり、そうだったのか。」
他の店長は、「おお」と叫び、「でも、これは、録画できていないのですよね」といった。
念写していた店長は、「はい。その通りです。ですから、物的証拠には、なりません。でも、5000万円も抜かれている原因は、わかりました。」
店長会の議長の男は、「原因がわかったのは、いいが、今後、どうすればいいのだろう」
念写していた店長は、「私に考えがあります。みなさん、この男が、店に現れたら、私をよんでください。対応策を考えました。」
店長会の議長の男は、それを聞いて「おお素晴らしい。では、みなさん、この男が、店に現れたら、よろしくお願いします」
店長会の議長の男が、そういって、店長会議は、終わった。
そんなことが、行われているともしらずに、時を止めることができる、その男は、相変わらず、コインを抜きまくっていた。