【妄想スロット小説】時を止めたスロッター その3
以下は、あくまでも、架空の小説です。
時を止めたスロッター その2 からの続き
対策が、行われているともしらずに、時を止めることができる、その男は、相変わらず、コインを抜きまくっていた。
そんなある日、
腰にスロット台のコイン補充用キーをぶら下げた店員が、いつものように自分の後ろを通りかかかった。
ここで、「エイ」と言って、時を止めた。
止まった時間の中で、すばやく、後ろの店員のスロット台のコイン補充用キーを、自分の台にさしこみ、コインが入っている部分を開けた。
開いた瞬間、両手を使い、コインを、下皿に入れた。
そして、それを数秒やったところ、突然、、、
「う、動かん。体が動かん。。。」といって、開いている扉から中のコインを抜き取る途中で、体が固まってしまった。
さらに、後ろにいた店員が、止まった時間の中で、突然、動き出した。
そして、後ろにいた店員が、コインを抜き取る手の人差し指を、へし折った。
「ギャー」と時を止めたと思っていたそのスロッターが、叫んだ。
そして、13秒後に、時が動き出した。
開いている扉から中のコインを抜き取る途中の男が、いて、さらに、指が折られているのを見て、周りの人間が、ビックリし始めた。
その様子は、モニターにも、録画された。
実は、その店員は、念写ができる店長にやとわれた、「5秒、時間をとめることができる」店員であった。その彼を、店の通報でつれてきたのであった。
そして、その店員は、いった。
「やれやれだぜ、8秒の時点で、俺が時を止めた」
時を止めたと思っていたそのスロッターが、「ゆ、指をおるなんて。げーーーなんてやつだ。もう一度、ときを止めて、駐車場の車で逃走だ」
といい、また「エイ」といって、時間を止めた。
そして、駐車場まで、走った。ついたとたん、また、体が動かなくなった。
次の瞬間、2階から、先ほどの店員が、飛び降りてきた。
そして、こういった。
「きさまのような、極悪人は、おれがさばくしかねーーー」
その店員は、10発ほど顔を殴り、10発ほどボディを殴った。
「ぐぇー」と、時を止めたと思っていたそのスロッターは、叫び、その場から吹き飛んだ。
吹き飛んだスロッターを、先ほどの店員が、捕まえ、事務所に連れていった。死ぬほど、やきを入れられ、2度とスロットをやらない、誓約書を書かされたそうだ。
損害賠償も、2億とられたらしい。
そして、再び、そのパチンコ屋は、正常な営業に戻ったそうだ。
(完)